CCIの数値と足の数値の角度をヒストグラムにしたインジケーター

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CCI（Commodity Channel Index、シーシーアイ）はオシレーター系のテクニカル指標で、チャートには「上がったら下がる」というサイクルがあるという考えの元、ドナルド・M・ランバート氏によって開発されたインジケーターです。CCIは買われすぎ売られすぎを表す指標だと言われており、一見レンジ相場が続いているように見えても、CCIを見ると「実は買われすぎ水準であった」といったことがたびたび発生します。

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インジケーターで出来ること

ヒストグラム化した色付き棒グラフから、急騰・急落が判断できる
CCIのダマシを減らすことができる

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この記事の著者

斉木勇一（サイキックス）

論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。バイナリー歴8年、為替歴13年。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て2015年に脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」（全文英語）。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら

CCIと足の角度をヒストグラム化したインジケーター
- CCIと他のオシレーターの違い
- CCIの計算式
CCIと足の角度をヒストグラム化したインジケーターの使い方
- 各種パラメーター
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おすすめCCIインジケーター集
- 複数時間足のCCIを同時表示する無料MT4インジケーター
- CCIの逆張り矢印シグナルインジケーター
CCIと足の角度をヒストグラム化したインジケーターまとめ

CCIと足の角度をヒストグラム化したインジケーター

インジケーターのスペック

CCIと現在の足の指定数値を上回る(下回る)とロウソクにそれぞれ色が変化する

サイキックス

「Saikix-CCI-Angle.ex4」は自身で設定したCCIの期間の値と足の角度の値をヒストグラム化できるインジケーターです。

CCI（シーシーアイ）とは…「Commodity Channel Index」の略で代表的なオシレーター系のテクニカル指標の１つです。商品チャンネル指数とも呼ばれます。

CCIは、ローソク足と移動平均線の乖離を見るインジケーターです。現在足の乖離値が、一定期間の乖離平均値に対して、どれくらい離れているかを計算し、表示します。CCIは逆張りインジケーターとしてFX手法に取り入れられることが多いですが、CCIが機能しない苦手とする相場は「パーフェクトオーダー」のような移動平均線とローソク足が安定的に拡大し続ける局面です。そのために、安定したトレンドが発生すればするほど、ダマシが増え、CCIを使ったトレードの勝率は低くなってしまいます。

CCIの角度表示インジケーターでは、CCIの角度をみることでCCIの急騰急落を検知し、強いトレンドが起きていない状態、つまり揉み合っている三角持ち合いやボックスレンジ相場で強い値動きがあったときをピンポイントで察知するロジックになっているため、CCIのダマシを格段に減らすことができます。

CCIと他のオシレーターの違い

CCIと他のオシレーターの違う3つのポイント

ロジックに標準偏差が用いられている
価格の乱高下が可視化されやすいようになっている
上限下限がない

CCIには他のオシレーター系のインジケーターと比べてロジックの根本的な部分で異なる箇所が見られます。ボリンジャーバンドにも用いられている「標準偏差」が用いられていたり、CCIの開発者自体がサイクルトレード（周期トレード）を行っているため、チャートの乱高下を可視化しやすいように作られています。
また、RSIやストキャスティクスを筆頭とするオシレーター系インジケーターには上限と下限が定められていることが多いです、CCIは数値の上限/下限がありません。