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【無料】はらみ足出現で順張りサインを出すMT4インジケーター

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前足が現在足をはらんでいるような形をしている「孕み足(はらみあし、インサイド)」は、相場の方向感がなくなっていることを表します。判定時刻までに上がっているか下がっているかと、ローソク足1本単位での瞬発的な値動きを捉える必要があるバイナリーオプションでは、孕み足は危険なローソク足とされています

サイキックス
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はらみ足(インサイドバー)が発生した時に、矢印のサインを出すインジ「Saikix-Inside.ex4」を配布します。

更新情報:2025年8月28日にMTF対応、テキストラベルの追加、長方形表示、バグ修正を含む大型アップデートを行いました

インジケーターで出来ること
  • はらみ足発生で矢印シグナルを表示できる
  • トレンドフォローのエントリー/利確判断として使える
    (はらみ足=弱いプライスアクション )
  • はらみ足発生でアラートが鳴る
この記事の著者

斉木勇一(サイキックス)

論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。FX10年選手。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。 著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」(全文英語)。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら

はらみ足シグナルインジケーターの概要

サイキックス
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「Saikix-Inside.ex4」は「はらみ足」が発生した時にサインが出るシグナルツールです。

インジケーターのスペック
  • 矢印型のツール
  • 陽線が陰線を孕んだ場合にはハイサイン、陰線が陽線を孕んだ場合にはローサインが出現
  • 次足が前足より短かった時にサインが出現
  • CLOSE(終値)ベースに算出
  • リペイントなし

はらみ足とは(インサイドバー)

はらみ足とは

1本前のローソク足の終値と始値(=ローソク足の実体)が現在足の高値と安値を完全にはらんでいる状態のローソク足パターンのこと

はらみ足は、ローソク足チャートで見られる代表的な形の一つで、相場の転換や停滞を示唆するサインとして多くのトレーダーに注目されています。このパターンが出現すると、市場の売りと買いの勢力が拮抗しており、トレンドが一服している可能性があります。その後の値動きは、どちらかの方向に大きく動きやすいため、はらみ足の後はブレイクの方向性を見極めることが重要です。特に強い上昇や下降トレンドの後に出現するはらみ足は、相場転換のシグナルとして高い注目度を持ちます。

サイキックス
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はらみ足には、ヒゲ単位(前足の高値、安値)で現在足の高値と安値をはらめば、はらみ足という考え方もありますがはらみ足シグナルツールでは、よりポピュラーなローソク足の実体(前足の始値、終値)で次足の高値と安値を包み込む方を採用しています。

ローソク足完全攻略ガイド|Candle Trading(キャンドルトレーディング)

はらみ足を使ったトレード手法

はらみ足は、前足が次足を完全に包み込んでいるわけですから、前足の高値も安値もブレイクできるほどの方向感がないことを表します。トレンド時にはトレンド終盤のサインとして度々出現し、「徐々にトレンド方向への圧力が働かなくなっている」と判断することができます。圧力がなくなっている相場でエントリーをしてもどっち継がずとなり、旨味のあるトレードがしづらい傾向にあります。よって、はらみ足は、エントリー見送りのサインとして使用することができます。特にはらみ足は1分足単位のスキャルピング、短期バイナリーでエントリーをしないためのフィルターの役割として活躍します。

サイキックス
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はらみ足インジケーターでは、ローソク足1本単位でのはらみ足のみ算出していますが、強いファンダメンタルズや経済指標による影響で発生した急騰が何本かのローソク足を包み込む「チャートパターンとしてのインサイド」も存在します。

はらみ足シグナルインジケーターの使い方

サイキックス
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「Saikix-Intside.ex4」は矢印型のインジケーターなので使い方は、基本矢印に従うだけです。このサインツールはあくまでもエントリー補助用/検証用/目安としてご利用ください。

大切なのは、サインそのものではなく、その後の値動きをどう戦略に取り込むかという点です。はらみ足は、相場が一時的に迷いを見せている局面で出現しやすく、次に訪れるブレイクの方向に注目する必要があります。例えば強い上昇トレンドの中では、押し目形成のサインとして機能する可能性があり、反対に下落局面では戻り売りのタイミングを計る指標にもなり得ます。シグナルが点灯したら、それを起点にサポートやレジスタンスとの位置関係を確認し、次の展開に備えることが勝率を高めるポイントです。

使い方
  • プライスアクション分析
  • MQLの勉強用(バックテスト等)
  • 自分の手法の優位性を確認

2025年8月|アップデートの内容

2022年にリリースしてから3年ぶりにアップデートを行いました。すでに1万人近くの方にご利用いただいております。アップデート内容は以下の通りです。

  • 「はらみ足」という文字を表示できるように
  • 矢印に加えて、長方形でも表示できるように
  • マルチタイムフレーム分析に対応
  • 3種類のアラート(ポップアップ、スマホ、メール通知)に対応
  • ローソク足からどれくらい矢印を離して表示させられるか選択できるように

無料ダウンロードはこちらから【MT4】

クリックするとダウンロードできます。
(サイト内完結、登録不要)

MT4インジケーターの導入手順
  1. インジケーターをダウンロードし、コピーする(ex4かmq4)
  2. MT4内部フォルダの「Indicator」フォルダを開き、ペーストする(MetaTrader4→MQL4→Indicators)
  3. MT4を再起動する
  4. 右上メニューバー「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「いれたいインジケーター」を選択し、導入完了

はらみ足シグナルを合わせて使いたいインジケーター集

包み足順張りシグナルツール

インサイドバー(はらみ足)とよく一緒に使われるのが、「包み足(つつみあし、アウトサイド)」です。プロの投資家が絶対見逃さないとさえ言われています。前足を現在足がつつみかぶさっている「包み足」はレンジ相場のブレイクアウト、相場の反転を示唆します。包み足逆張りツールでは、自動で包み足の発生を検知し、教えてくれます。

ピンバー逆張りシグナルツール

ピンバーは非常に強い逆張り、相場の反転サインとして使われるローソク足です。ピンバーはローソク足の内部構造(どんな値動きを経てローソク足が形成されたか)が読み取りやすいため、プライスアクション分析をこれから始められたい方にぴったりのローソク足パターンになります。

はらみ足インジケーターまとめ

サイキックス
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包み足(アウトサイド)に比べ、はらみ足(インサイド)を意識している人は少ないですが、インサイドは重要なプライスアクションです。
さらに言えば、バイナリーの場合には「はらみ足」の方が重要と考えています。
ぜひSaikix-Inside.ex4を使ってローソク足分析を行いましょう

サイキックスオリジナルインジケーターなので「ここをこうしてほしい」といった要望や改善点などがあればお気軽にLINEしてください。コメント欄での修正依頼も大歓迎です。

2 COMMENTS

Futro

こんにちは。インジケーターを有難く使わせていただいております。
さて、ツールチップがOnsideと表記され包み足のローソク足の下にサインの矢印が表示されますが、そういう仕様なのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

返信する
斉木勇一

ご指摘ありがとうございます。
Onsideと表記されてしまう問題を解消しました。
また矢印を出す条件として「はらみ足」の正しい定義を再実装し、
MTF分析、長方形表示、はらみ足という文字の表示にも対応いたしました。
ぜひご活用ください。

返信する

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