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【稼ぎすぎ危険】FXの口座凍結・出金拒否・利益取り消しについて

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バイナリーオプションでは凍結という言葉をよく聞きますが、「FXの口座凍結」というのは聞き馴染みの多い方も多いと思います。FXでも、口座凍結、出金拒否というのは日常的に起こっていて、たとえ国内FX業社を利用していたとしても起こります。FXの道で成功するために、FXで勝った後に気をつけなければいけないことを学びましょう。

サイキックス
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今回は、実体験に基づいてFXの口座凍結について徹底解説します。

この記事の著者

斉木勇一(サイキックス)

論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。バイナリー歴8年、為替歴13年。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て2015年に脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。 著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」(全文英語)。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら

FXで稼ぎすぎる起こりうるリスク一覧

特定のFX業者においては利益を出しすぎることで「口座凍結」という普段の取引に対して制限がかかったり、アカウント自体が使えなくなるという現象が起こります。ここでは、FXで口座凍結されると「どんなことが起こるか」をご紹介します。

口座凍結・口座解約

FXの口座凍結とは、文字通りFXの口座が使えなくなり、取引が全くできなりそのFX業社から完全に追い出されることを指します。口座凍結されるといっても、凍結される前に保有しているポジションがある場合は猶予まで何日かもらえることが大半です。国内FX業社であれば、凍結まで7日間、海外FX業社であれば即時〜3日程度の猶予がもらえるのが一般的です。

出金拒否・出金延長

出金拒否は、FX業者の利用規約に反した取引をした場合、またFX業者からみて怪しい取引だと判断された場合に、該当の取引について調査を行うためおこります。出金拒否といっても、実質的には通常よりも出金に時間がかかる、出金延長・出金遅延であることが大半で、本当の意味で出金拒否されることは国内FX業者の場合はほとんどありません。

利益の取り消し

利益取り消しは、FX業者の利用規約に反した取引にて利益を上げた場合に、該当取引であげた利益を丸々なかったことにされる処置のことです。主に、海外FX業社にてボーナスを利用した取引にて起こりがちで、国内FX業社、または海外FX業者の大手でボーナスを利用せずに起こることはほとんどありません。

サイキックス
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利益の取り消しは、口座凍結、出金拒否と比べると起こるのは稀で、新興系の日本人を騙すために釣られた業社FX業社くらいでしか聞きません。

継続的な嫌がらせ

FXで勝ち続けることで、スプレッドを極端に広げられる、レート操作、約定拒否など「利益を出しにくくするための嫌がらせ」をうけることがあります。

  • スプレッドの拡大…取引ごとの手数料を通常の3倍以上に設定される
  • レート操作...通常の口座とは違うレートで設定され、エントリー方向に対して不利に設定される
  • 約定拒否…エントリー、利確・損切りをしたいタイミングで、約定をさせてもらえず、不利なタイミングにて約定させられる。エントリー時よりも決済時に起こることのほうが多い
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FXの口座凍結が起こる原因と対策

なぜFXで凍結が起こるのか?

FX業者には大きく分けて2種類、A-bookとB-bookがあります。

  • A-bookとは、顧客から受けた注文を自動的にカバー先(インターバンク)に流していて、取引ごとに発生する手数料、スプレッド収入のみを収益とするFX業者のこと。NDD方式といわれる。
  • B-bookとは、顧客から受けた注文を流さず、他顧客の注文と相殺したり、ディーラーが独自の判断でインターバンクへ注文を行ったり、行わなかったりするFX業社。注文を受けてインターバンクへ注文を流さなかった場合は、相対取引となり、顧客の利益が業者の損失、顧客の損失が顧客の利益となる。DD方式といわれる。

国内FX業社の大手の過半数以上は、DD方式を採用としているBbookのFX業社となり、顧客の損失をメインの収入源にしています。顧客に勝てられるとFX業社と困ってしまうため、勝てる投資家を追い出すための措置として、口座凍結が起こるのです。

FXで凍結されやすい取引の特徴

凍結されやすい取引の特徴を3つご紹介します。

  • いきなり大きくポジションをいれる取引…今までほとんど取引履歴がない通貨で大きいポジションを張ると以上だと判断されて、マークされる可能性があります。
  • 高頻度のスキャルピング…高頻度で買ったり売ったりを繰り返すスキャルピングでは、システムでの取引を疑われる可能性があります。
  • システム取引(※EAではなく)…大体のFX業社ではEAによる取引はみとめていても、アービトラージ(裁定取引)、またはアルゴリズムでの高頻度取引は禁止されていることがほとんどです

以上の3つを行うと、FX業社が採用している顧客のトレード監視システムが自動的に怪しい口座だとマークされ、嫌がらせや出金拒否をされる可能性があります。

FXの口座凍結に関する質問

良いFX業者の見分け方はありますか?

いくつか良いFX業者の特徴を並べておきます。

  • NDD方式であると記載があること
  • 海外FX業者の場合は、極端に高いレバレッジをかけられないように設定されていること
  • 大口専用の口座が良いされていること
  • リクイディティ・プロバイダー(Liquidity Provider)が明記されていること
  • 入金ボーナスがないこと
サイキックス
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たまに海外FX業社で、NDD方式という記載をしているのにも関わらず、DD方式でノミ行為を行なっている業社もありますので注意しましょう。

違反をしていないのに凍結されましたなぜでしょうか?

考えられる理由としては、以下の2つです。

  1. FX業社からすると目障りだった….利益を出し続けると業者によっては変なイチャモンをつけて口座凍結させられる場合があります。
  2. 怪しいトレーダー発見レーダーに引っかかった…FX業者は怪しい取引をしている投資家がいないかを炙り出すために特殊なシステムを採用しています。そのシステムに引っかかると実際に利用規約に違反しているかしていないかに関わらず、口座凍結をされる場合があります。
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