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斉木勇一(サイキックス)
論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。バイナリー歴8年、為替歴13年。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て2015年に脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。 著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」(全文英語)。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら
ハイローオーストラリアのサービス終了について
【2025年6月】ハイローが日本から完全撤退を表明
2025年5月1日、ハイローオーストラリア(HighLow Australia)は、日本国内におけるバイナリーオプション取引サービスを2025年6月末をもって終了することを正式に発表しました。これに伴い、入金機能やアフィリエイトプログラムも段階的に停止される予定です。
利用中の方は、最終取引日や出金期限、報酬支払いのスケジュールなどを事前に確認し、必要な手続きを早めに行うことが推奨されます。
サービス終了に関する詳細や最新の発表については、必ずハイローオーストラリアの公式サイトまたは公式ヘルプセンターでご確認ください。
ハイローオーストラリア サービス終了スケジュール表
項目 | 内容 |
---|---|
取引最終日 | 2025年5月30日(金) |
取引可能時間 | 平日 7:00〜翌6:00(日本時間) |
最終入金日 | 2025年5月30日(金) |
最終出金申請日 | 2025年6月30日(月) |
出金処理期間 | 通常 1〜2営業日(ただし混雑や銀行営業日で遅延の可能性あり) |
最低出金額 | 10,000円 |
アフィリエイト登録 | 新規登録は受付停止 |
既存報酬支払 | 2025年6月30日までの成果分は通常通り支払 |
履歴保存推奨 | 取引履歴・出金履歴は各自で保存推奨(税務・証拠用) |
問い合わせ | ヘルプセンター よりお問い合わせ可能 |
ハイローサービス終了に関するよくある質問
ハイローオーストラリアではいつまで取引ができますか?
入金はいつまで可能ですか?
出金はいつまでに行えばよいですか?
残高が少なくても出金できますか?
アフィリエイト報酬はどうなりますか?
- ハイローへの問い合わせはどこからできますか?
- ご不明点は、公式のヘルプセンターよりお問い合わせください。サービス終了に伴い、問い合わせが混み合う可能性がありますので、お早めにご確認ください。
ハイローオーストラリアのサービス終了前の動き
※以下、2019年から2022年に私が執筆した記事を記録用としてそのまま掲載します
ハイローオーストラリアが潰れるという噂は2016年からずっと巷で囁かれつつあります。ハイローをGoogle検索すると「ハイロー なくなる」「ハイロー 撤退」「ハイロー 潰れる」などの関連ワードが出てきます。日本語対応しているバイナリーオプション業者最大手であり、多くの日本人ユーザーを抱える”HighLow”は今後も存続し続けるのでしょうか。

4年以上ハイローを使って、幾度となく凍結されたきたハイローの専門家が、撤退の真偽と今後のハイローの展望を解説します。
【2019年】ハイローがオーストラリアから撤退した日
会社概要を見てみると…


オーストラリアからマーシャル諸島共和国になってる!?
ハイローオーストラリアは、金融ライセンスの関係で一度解体され、
2019年にマーシャル諸島共和国に籍を移しています。
それに伴い「HighLow Australia」から
「HighLow.com」に名称が変わっていますね。
というのも、世界的に「バイナリーオプション禁止」の流れが続いています。
例えばEU圏では「全面的にバイナリーオプションの禁止」になります。
ESMA AGREES TO PROHIBIT BINARY OPTIONS AND RESTRICT CFDS TO PROTECT RETAIL INVESTORS
以下の記事のタイトルを訳すと
「ESMAは、バイナリーオプションを禁止し、小口投資家(retail investors)を守るためにCFDを制限することを合意」
(※サイキックスの意訳なので正確性はご容赦ください)
これで日本語対応していないバイナリー業者がバタバタ潰れてます。
というのもアメリカ国籍所有者は海外FX業者やバイナリー業者を使うことが禁止されているため、EUも禁止となると、バイナリーオプション自体をできる人間が限られてきます。
この世界的なバイナリー禁止の流れを受けて、オーストラリアの金融ライセンスの存続が難しくなったのかと思います。
【2020年】ハイローオーストラリアの海外撤退
ハイロー社は、日本以外でのバイナリーオプション取引の撤退しました(日本籍で作られた口座以外、全て一律解約&新規口座解説の停止)
海外名義で作られた業者でも、全て問題なく出金できています。(一見当たり前のことですが、規制によるサービス停止や撤退の際にスムーズに出金をできるのはバイナリーオプション業者の中では珍しいことです)
日本国内でのハイロー海外撤退の影響は「スプレッドが拡大」「凍結基準が厳格化」されたくらいで全て問題なく出金できていますし、新規の口座開設もできています。
アフィリエイトプログラムなども継続されていることから、まだまだ
「通常通り日本ではサービスを展開していく予定」
ということが伺えます。
取引条件の幾度のない変更などがあったとしても、出金面や
日本語対応していて、利便性と安全性を考えたときにこの業者を超えるバイナリー業者はいないと思っています。
国内FX業者のサポートと比べても、対応はかなり良いことや、出金面においてかなり健全なことから、スプレッド拡大などの「取引条件の改悪は安定した運営を行うために仕方がない」と思っています。
こんなに褒めちぎっていますが、その辺のゴミアフィリエイトブログと違ってハイローから紹介料は一切受け取っていません。
(その分トレードでかなりぶんどっていますが…)
【2021年】ハイローオーストラリアが撤退する場合のシナリオ
これまで様々なバイナリー業者を使ってきて、実際に使用していたバイナリー業社が撤退・なくなってしまった経験が何度もあります。撤退するバイナリーオプション業者の共通点としては、サービスが終了するまでに「提携サービスの解消」「アフィリエイトプログラムの終了」が先に起こり、段階的にサービスの質が下がることがあげられます。
ただし、バイナリー業者の中には、最初から潰れることを作られ、サービス開始から数ヶ月でサービス終了し、顧客のお金を集めるだけ集めて逃げること悪徳業者もあります。そういった悪徳バイナリー業者の場合は、実際にサービス停止する直前までなにもサインがなく潰れる場合もあるので、注意しましょう。

例えば、ハイローの取引画面を開くと出てくる、このニュースの画面はおそらくどこかしらのリサーチ会社に依頼してリアルタイムで流しているかと思います。もし本気で撤退するとなったら、こういった提携サービスやアフィリエイトサービスから先行的になくなっていく可能性が高いと踏んでいます。
アフィリエイトプログラムなども継続されていることから、まだまだ
「通常通り日本ではサービスを展開していく予定」ということが伺えます。
取引条件の幾度のない変更などがあったとしても、出金面や日本語対応していて、利便性と安全性を考えたときにこの業者を超えるバイナリー業者はいないと思っています。
国内FX業者のサポートと比べても、対応はかなり良いことや、出金面においてかなり健全なことから、スプレッド拡大などの「取引条件の改悪は安定した運営を行うために仕方がない」と思っています。
こんなに褒めちぎっていますが、その辺のゴミアフィリエイトブログと違ってハイローから紹介料は一切受け取っていません。(その分トレードでかなりぶんどっていますが…)
【2022年】スマホアプリの配信停止
ハイローオーストラリアは2022年にApp Storeで配信していたバイナリーオプション取引アプリ「Highlow」の配信を停止、サービス停止しました。これは世界的にバイナリーオプションの規制、締め出しの流れが強くなっており、ストア側の判断で配信停止に陥ってしまったことが理由かと思われます。引き続きPC版のプラットフォームでは問題なく取引できていることが確認しております。
次世代型AIバイナリーオプションツール

2019年に「これから順張りの逆張りがこれから最も活躍する時代になる」と予言した時、誰も信じず相手にされなかった。しかし、その後4年間で順張りの逆張りBOツール「Benefitシリーズ」はもっとも凍結者を生み出すツールとなり、結果で理論を証明した。2025年、新時代の聖杯は「順張りの逆張り」と「プライスアクション分析」であることを確信している。それを体現したのが「Benefit GPT」である。