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【MT4】アルーンインジケーター無料配布&順張り手法解説

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アルーンは、一定期間の高値更新・安値更新の頻度からトレンドの強さを教えてくれるテクニカル指標です。RSIやストキャスティクスのようにオシレーター系に分類されますが、「買われすぎ・売られすぎ」を見るのではなく、「直近でどれだけ高値(安値)を更新しているか」という視点でトレンドの勢いを測定します。

アルーンに含まれる2本の線「アルーンアップ」と「アルーンダウン」のクロスは、トレンド転換の予兆、トレンド開始タイミングの示唆、順張りトレードでの利確判断として使われます。

日本ではまだ知名度が低いですが、海外のファンドトレーダーには愛用者が多いインジケーターです。ロジックがシンプルで、順張りとの相性が非常に良い。今回はアルーンの仕組みから実践手法、MT4インジケーターの無料配布まで丸ごと解説していきます。

アルーンとは

アルーンとは

アルーンとは、オシレーターの1種で「一定の期間中に高値更新または安値更新したローソク足の数が、期間中の何%を占めているのか」をみるインジケーターになります。

アルーンアップが80を上回ると「直近で何度も高値を更新している=強い上昇トレンド」が発生していて、逆にアルーンダウンが80を上回ると「直近で何度も安値を更新している=強い下降トレンド」が発生していることを意味します。一方で、どちらも50付近をうろうろしているときは方向感のないレンジ相場です。

アルーンインジケーターの見方
  • アルーンアップ > アルーンダウン:買い圧力が勝る相場環境。高値更新の頻度が安値更新を上回っている
  • アルーンアップ < アルーンダウン:売り圧力が勝る相場環境。安値更新の方が頻繁に起きている
  • 両方とも50付近でクロスを繰り返す:方向感のないレンジ相場。高値も安値もまんべんなく更新している状態
  • アルーンアップが80以上に張り付く:明確な上昇トレンドが発生中。期間内でほとんど高値を更新し続けている
  • アルーンダウンが80以上に張り付く:明確な下降トレンドが発生中。期間内でほとんど安値を更新し続けている
アルーンの仕組み:アルーンアップとアルーンダウンの関係図

アルーンアップとアルーンダウン

アルーンは、高値更新率を見る「アルーンアップ」と安値更新率を見る「アルーンダウン」の2つのテクニカル指標が1つのセットになったインジケーターです。

豆知識

アルーン(Aroon)は、1995年にトゥシャール・シャンデ(Tushar Chande)氏によって開発され、サンスクリット語で「夜明けの光」を意味するそうです。同氏は、CMO(シャンデ・モメンタム・オシレーター)も開発しています。

アルーンインジケーターの計算式

アルーンアップの計算式

(n-過去n日中の最高値からの経過日数)/100n

アルーンダウンの計算式

(n-過去n日中の最安値からの経過日数)/100n

(nはアルーンの期間となります。)

初心者向けアルーン解説動画

海外ファンドが出しているわかりやすいアルーンの解説動画があったので、紹介します。全て英語ですが、飛ばし飛ばしみてイメージを掴んでいただくのにおすすめです。

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アルーンを使ったトレード手法

アルーンを使ったトレード手法
Aroon 期間100のチャート

順張り手法でアルーンを使う

順張り手法でアルーンを使う
アルーン順張り:エントリータイミングの図解

アルーンのロジックはとてもシンプルです。「高値更新が頻繁に起きている=買いが強い」「安値更新が頻繁に起きている=売りが強い」。ただこれだけです。RSIのように複雑な計算はなく、直感的にトレンドの方向と強さがわかります。

ただし、ここで大事なのは「アルーンの数値が高い=エントリーチャンス」ではないということです。トレンドにはいくつかの段階があると私は考えていて、アルーンが天井圏に長く張り付いている状態は、すでにトレンドが安定期に入った後。つまり、美味しいところはもう過ぎています。

順張りでアルーンを使う場合に狙うべきは、アルーンアップとアルーンダウンが何度もクロスしている状態(=方向感のないレンジ)から、片方が抜け出して天井に張り付き始めた瞬間です。これがトレンドの出始めであり、最もリスクリワードが良いポイントになります。

ロジックの考え方としては、RSI、ストキャスよりも立ち位置としては「ADR」や「限界運動量」に近いものがあり、初心者が順張りを行う時にトレンドを判断するのには使えると思います

レンジ相場でフィルターとしてアルーンを使う

アルーンをレンジフィルターとして使う図解

アルーンは順張りだけでなく、逆張りのフィルターとしても優秀です。具体的には以下のような使い方ができます。

  • アルーンアップが低い(=高値更新が起きていない)ときだけ、売り方向の逆張りを仕掛ける
  • アルーンアップが急上昇し始めたら、上方向へのエントリーは一旦控える(トレンド発生の可能性があるため)

要するに、「今トレンドが出ているかどうか」を判断するフィルターとして使うことで、レンジ逆張りの精度が上がります。

アルーンインジケーターの注意点

「RSIの30/70の逆張り」に何も優位性がないのと同じで、アルーンも「一定の数値を超えたからエントリー」という使い方には何の優位性もありません。アルーンは、トレンドの段階や全体の相場環境を踏まえた上で、「前後関係」で読み解くべきインジケーターです。

例えば、長い停滞相場(レンジ)が続いているのにアルーンアップが急に高くなったら、それはレンジブレイクの予兆であり大きなトレードチャンスです。しかし、すでに明確な上昇トレンドの最中にアルーンアップが高いのは当たり前であり、そこに何のエッジもありません。同じ数値でも、相場の文脈によって意味が180度変わるということを頭に入れておいてください。

アルーンの数値だけをみて「アルーンが70%だから逆張り」といった単純なトレード判断をしないようにしましょう。

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MT4で使えるアルーン無料インジケーター

MT4で使えるアルーン無料インジケーター

サイキックスオリジナルの「純正アルーン」を無料配布します。TradingViewには標準搭載されているアルーンですが、MT4には入っていません。パラメーターや配色のカスタマイズにも対応しているので、ぜひ使ってみてください。

各種パラメーター

各種パラメーター

色と期間はカスタムできるようになっています。初期設定は期間25です。個人的には、デイトレードなら14〜25、スイングなら50〜100あたりが使いやすいと感じています。期間を短くするとシグナルは早くなりますがダマシが増え、長くするとシグナルは遅れますが精度は上がります。

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MT4インジケーターの導入手順
  1. インジケーターをダウンロードし、コピーする(ex4かmq4)
  2. MT4内部フォルダの「Indicator」フォルダを開き、ペーストする(MetaTrader4→MQL4→Indicators)
  3. MT4を再起動する
  4. 右上メニューバー「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「いれたいインジケーター」を選択し、導入完了

アルーンまとめ

アルーンはRSIやウィリアムズ%Rと比べるとまだマイナーですが、ロジックがシンプルで「今トレンドが出ているのか、いないのか」を直感的に判断できる点で非常に優秀です。特に順張りトレーダーにとっては、トレンドの初動を捉えるための強い武器になると考えています。

サイキックスオリジナルインジケーターなので、「ここをこうしてほしい」といった要望や改善点があればお気軽にLINEからご連絡ください。

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