【MT4】RSIにアラート機能をつけたインジケーターを無料公開

この記事は約5分で読めます

RSI（Relative Strength Index、相対力指数）はオシレーター系のテクニカル指標の中で最も人気のあり、株式、FX、バイナリー問わず、初心者トレーダーから機関投資家まで愛されるインジケーターです。RSIは買われすぎ売られすぎを表す指標だと言われており、一見レンジ相場が続いているように見えても、RSIを見ると「実は買われすぎ水準であった」といったことがたびたび発生します。

サイキックス

今回はRSIにアラート機能をつけたインジケーターを無料配布します。指定した数値で通知してくれるので買われすぎ売られすぎ水準なのに、エントリーしてしまうことを防ぐことができます。

インジケーターで出来ること

RSI30/70（指定数値）でアラートが鳴らせる
純正のRSIとすべて同じな使い心地

この記事の著者

斉木勇一（サイキックス）

論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。バイナリー歴8年、為替歴13年。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て2015年に脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」（全文英語）。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら

RSIアラート
- RSIの仕組みと計算式
- RSIのダブルボトムFXトレード手法
アラート機能付きRSIの使い方
- 各種パラメーター
- 純正RSIとアラートRSIを比較したMT4チャート
アラートRSIインジケーターの無料ダウンロードはこちらから
おすすめ国産RSIインジケーター集
まとめ【オシレーターの中でダントツで意識されるのはRSI】

RSIアラート

サイキックス

「Saikix-RSI.ex4」は純正のRSIにアラート機能を搭載した日本語対応MT4インジケーターです。

お好みの数値でアラートを鳴らすことができます。RSI系のインジケーターは多数リリースしているのですが、中でも「Saikix-RSI.ex4」は極限まで機能を削り、シンプルな構成にしてます。

RSIアラートの使い方の例
・RSI逆張り手法を使っていて、エントリーポイントである30、70ラインでアラートを鳴らす。
・FXでの利確判断にRSIを使っていて、買われすぎ売られすぎである80を超えたらアラートを鳴らし、決済の準備に入る。

RSIの仕組みと計算式

RSI（アールエスアイ）とは「Relative Strength Index」の略で代表的なオシレーター系のテクニカル指標の１つです。相対力指数とも呼ばれます。RSIアラートを使う前に、RSIそのものの仕組みについて学んでおきましょう。

短期的な相場分析では14日間のデータを使用し、RSIが70%以上であれば相場は買われすぎ、逆にRSIが30%以下であれば相場は売られ過ぎと判断される。
相対力指数（RSI）｜証券用語解説集｜野村證券

RSIは、0%〜100%の中で表されるテクニカル指標で、パーセンテージによって「買われ過ぎ売られ過ぎ」を測ることで、相場の天井圏、底値圏を当てるために使うことができます。ただRSIは完璧なインジケーターではなく、RSIが効きやすい相場とRSIが全く効かない相場もあります。

RSIが得意なこと	トレンドの過熱感を見る
RSIが不得意なこと	トレンドがいつ終わるかを予想する
RSIが有利な相場環境	ボックスレンジ相場停滞している相場
RSIが不利な相場環境	継続的なトレンド相場ボラティリティが一定でない相場

RSIの計算式（期間14の場合）

最初の平均上昇幅＝(14日間の上昇幅の合計)÷14
平均上昇幅＝(前日までの平均上昇幅x13+直近の上昇幅)÷14