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絶対にFXで勝つためのローソク足パターン22選|無料インジ付き

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あらゆるローソク足パターン、プライスアクション、酒田五法をイラストで理解できる完全版ローソク足パターン一覧をお届けします。ただローソク足パターンを記憶するだけでなく、明日から実践トレードで使っていただけるように「順張り、逆張りにおすすめなローソク足」「出現したらトレードしない方が良い危険なローソク足」をランキング形式でお伝えします。

サイキックス
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FXとバイナリーで使えるおすすめのローソク足のパターンを一挙公開します。またローソク足パターン発生でアラートが鳴らせるオリジナルMT4インジケーターが無料でダウンロードできます。

この記事の著者

斉木勇一(サイキックス)

論理的アプローチを得意とするトレーダー、システムエンジニア。バイナリー歴8年、為替歴13年。震災をきっかけに相場の世界へ足を踏み込む。長い下積みを経て2015年に脱サラ。やっと勝てたと思ったら、今度は業者に約1000万出金拒否される。 著書「ロジカルトレーディング」「Profit Quadrant」(全文英語)。専門誌「FX攻略.com4月号」、単行本「ボリンジャーバンドで稼ぐトレーダーのFX戦略」掲載。自作インジケーターのDL数は100万回超え。サイキックスの略歴はこちら

ローソク足の見方

ローソク足をゼロから20分で理解する動画を配信しております。ローソク足を概念として理解するためには動画の方がわかりやすいと思うので最初に動画をみてから記事をご覧ください

ローソク足とは

ローソク足とは
一定期間の値動きを4本値(始値、高値、安値、終値)を用いてローソクの形にして表したもの

1本のローソク足は四本値と呼ばれる「始値高値安値終値」の4つの情報からから成り立っています。

ローソク足分析の3つのポイント


ローソク足分析を行うときに必ず見るべきポイント3つがあります。

ポイントトレードでの見方
①実体の長さ実体が長ければ長いほど、大きい買い、売りが入ったことを表します。
②ヒゲの長さヒゲが長ければ長いほど、一度は上昇したのに下降した、一度は下降したのに上昇した、と短期間で戻されたことを表します。
③ヒゲと実体の割合実体に対してヒゲが多い状態=チャートが押し目なく一方方向に進んでいる可能性が高い、実体に対して上ヒゲが多い状態は、もみ合っている可能性が高いことを表します。

この3つの情報からこの「ローソク足ができる過程のなかでどんな売買が行われたのか」を分析することが、本当の意味でのローソク足分析になります。(例;上ヒゲが極端に長いローソク足であれば、一度価格が上昇したがそのあと強烈な売りが入ったことが推測できる)

ローソク足パターンとは

ローソク足パターンとはローソク足の形、そして1本〜数十本単位からなるローソク足の形の種類になります。ローソク足パターンには、「ローソク足1本のみから構成されるもの」「ローソク足2本以上で構成されるもの」の2種類ございますが、ここでは両方をローソク足パターンとして解説しています。

酒田五法の使い方

酒田五法とは

酒田五法とは…江戸時代の米相場で大成功した本間宗久によって編み出されたローソク足のパターンに基づいたテクニカル分析手法のこと。

酒田五法は三山、三川、三空、三平、三法の5つのローソク足パターン(チャートパターン)から構成されています。名前の由来は開発者の本間宗久が山形県酒田市出身であるからだと言われています。「最もベーシックなローソク足分析」と言われる「酒田五法」です。

酒田五法の一覧ひとことで内容を言うと
三山(さんざん)3番天井、トリプルトップ
三川(さんせん)3番底、トリプルボトム
三空(さんくう)3回連続窓あけ
三兵(さんぺい)3本連続陽線または陰線
三法(さんぽう)大陽線→保ち合い→大陽線

酒田五法① 三山(さんざん)と三川(さんせん)

三山とは…同じ価格帯で3回天井をつけているローソク足のパターンのこと、トリプルトップ、3番天井、トリプル天井とも呼ばれる。

三川とは…同じ価格帯で3回底値をつけているローソク足のパターンのこと、トリプルボトム、3番底、トリプル底とも呼ばれる。

酒田五法では、三山は「3回も同じ抵抗線で反発したのだからここが天井であり、反転するだろう」との解釈で「三山=相場の反転サイン」「トレンド転換のサイン」として認識されています。

酒田五法② 三尊(さんざん)と逆三尊

三尊とは…同じ価格帯で3回天井をつけているローソク足のパターンのこと、ヘッドアンドショルダーとも呼ばれる。

逆三尊とは…同じ価格帯で3回底値をつけているローソク足のパターンのこと、逆ヘッドアンドショルダーとも呼ばれる。

三尊及び逆三尊は、酒田五法での位置づけとして、三山(さんざん)と三川(さんせん)の延長線上にある亜種として認識されています。三尊が三山と違うところは、三山が天井の価格帯が同水準なのに対し、三尊は真ん中の部分(画像の2番に当たる部分)が右肩、左肩と比べて高い必要があります。

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三山、三川、三尊、逆三尊は酒田五法では「ローソク足パターン」とされていますが、ローソク足の本数が多いことから近年ではチャートパターンされています。

酒田五法③ 三空(さんくう、三空叩き込み、三空踏み上げ)

三空踏み上げとは…安値圏で、4本の陰線と3つの下方向の空が連続するローソク足パターンのこと

三空叩き込みとは…安値圏で、4本の陰線と3つの下方向の空が連続するローソク足パターンのこと

酒田五法によると、三空踏み上げであれば「4本連続で窓を伴う陽線が出た場合には、売りエントリー」、三空叩き込みであれば「4本連続で窓を伴う陰線が出た場合には、売りエントリー」となりますが、実践トレードの場合には、強烈な買いに対して売り込む、強烈な買いに対して売り込むことになるので、思惑が外れた場合に大きな痛手を得ることになります。

以上のダウンサイドリスクに加え、三空踏み上げと三空叩き込みは、ローソク以外の複合的なテクニカル分析を行う必要があることから、FX初心者の方へおすすめできないローソク足となります。

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トレンドの最中に逆張りを仕掛けるというのは、最も難易度が高い手法に位置付けされます。三空踏み上げ、三空叩き込みは無理に狙いに行く必要のない値動きです。

酒田五法④ 三兵(さんぺい)

赤三兵とは…3本連続陽線が出現するローソク足パターンのこと

黒三兵とは…3本連続陰線が出現するローソク足パターンのこと

赤三平は陽線が3本続けているだけのシンプルなローソク足パターンなので、強い書いが発生したという意味で順張りのサインとしても、逆に短期間に買われすぎなのではないかという意味で逆張りのサインとしても、両方の解釈ができるローソク足となります。

赤三平、黒三平は基本逆張りで使われることが多いローソク足パターンになり、逆張りに特化した赤三兵と黒三兵の亜種として「赤三兵の先詰まり」「黒三平の先詰まり」というローソク足パターンも存在します。

「赤三兵の先詰まりとは、文字通り赤三兵の形成中の中で、1本目よりも2本目の方が、2本目よりも3本目の方がと段たん実体が小さくなり、上ヒゲが長くなっている状態のローソク足パターンを指します。実体が小さくなればなるほど、買い圧力が弱まっていて、上ヒゲが長ければ長いほど売り圧力が強くなっていることを表すため、「トレンドの終わりかけなどに頻出した場合は、トレンドが弱まっていること」を表します。

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酒田語法が開発された江戸時代には、ローソク足を陽線は赤、陰線は黒で書くことが多かったのですが、現代においては「赤=陰線」というイメージが強いので、赤三平は買いか売りか一瞬迷ってしまいますが、陽線3本連続のサインですので、間違えないように注意しましょう。

酒田五法⑤ 三法(さんぽう、上げ三法、下げ三法)

上げ三法とは…上昇途中に大きな陽線が現れ、それに続く3本のローソク足が最初の大きな陽線の内側に収まる短いローソク足が作られているローソク足パターンのこと

下げ三法とは…下落途中に大きな陰線が現れ、それに続く3本のローソク足が最初の大きな陰線の内側に収まる短いローソク足が作られているローソク足パターンのこと

上昇トレンド中に上げ三法が出た場合には、一度もみあったにもかかわらず再度強い買い上げ(2回目の大陽線の発生)が起きていることから順張りサインとして認識されています。

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上げ三法、下げ三法でサインを出料インジケーターを無料配布しています。

順張りにおすすめなローソク足ランキング

トレンドフォロー、順張りに有効なローソク足を2つご紹介します。

第1位 包み足(つつみあし、アウトサイドバー)

包み足とは…次足が前足の高値安値を包んでいるローソク足パターンのこと、海外だとアウトサイドバーとも呼ばれる。

包み足では、前足の高値と安値を次足が完璧に包んであげていることで、前足で発生した値動きを完全に否定していることを表します。つまり、包み足の出現=強い圧力の発生であり、圧力が攻防している部分で出た時は強いサインになります。例えば、レンジ上限下限付近でアウトサイドが出る場合、ブレイクアウトの可能性を示唆するサインとなります。

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特にFXで順張りトレードをされる方は、この「アウトサイド」を徹底的に追うだけでもかなりトレードの質が向上すると思います。

第2位 大陽線、大陰線

大陽線、大陰線とは…始値から終値まで一方方向で伸びかつ、直近チャートの過去20本ローソク足の平均サイズpipと比べて1.3倍以上あるローソク足パターンのこと。

大陽線、大陰線というと一番ローソク足の中でシンプルすぎるが故に、見逃されがちなローソク足ですが、チャートの中で見るべきポイントというのは「大きい圧力がはたらいた箇所」「激しい攻防が行われている箇所」であり、大陽線、大陰線は「短期間で大きく圧力がかかったこと」を端的に示します。大陽線の発生で「上昇トレンド時にまだまだ買い意欲がある」というトレンドの余地を判断することができます。

直近相場の起点、タームポイントとなる局面で大陽線、大陰線が出現した場合は、その付近で攻防が起きやすかったり、そのローソク足がのちの相場に大きく影響を与えることが多々あるので、必ず着目するようにしましょう。

逆張りにおすすめなローソク足ランキング

抵抗帯付近でのリバを狙う時、レンジ、停滞相場での逆張りに使えるローソク足パターンをご紹介します。

第1位 カラカサ、トンカチ(ピンバー)

カラカサとは…実体が短くて、長い下ヒゲを持つローソク足のパターンのこと、ピンバーとも呼ばれる

トンカチとは…実体が短くて、長い上ヒゲを持つローソク足のパターンのこと、ピンバーとも呼ばれる

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多くの場合、カラカサやトンカチはヒゲの長さが実体の長さの3倍から5倍程度のものを指します。

ヒゲが長ければ長いほど、潜在的な強い反転サインになります。
カラカサ、トンカチ(ハンマー、逆ハンマー)を実践トレードで使う場合、「ヒゲの長さ」「一つ前の流れ」に着目してあげると、より精度の高い分析ができます。ボックスレンジの上限、下限付近でカラカサ、トンカチが出た際、多くの場合において価格が綺麗に反転し「レンジ継続のサイン」になります。

第2位 トウバ、トンボ(Tバック、逆Tバック)

トウバ(Tバック)とは..実体と下ヒゲがない、上ヒゲのみによって構成されたローソク足パターンのこと

トンボ(逆Tバック)とは..実体と上ヒゲがない、下ヒゲのみによって構成されたローソク足パターンのこと

トウバは「一度価格が上昇したものの、ローソク足確定までに下がってしまった」トンボは「一度価格が下落したもののローソク足確定までに価格が上昇した」ことを表します。
ヒゲが長ければ長いほど、ローソク足確定までの短期間で強烈な買いと売りが攻防していることを表します。

トウバ、トンボが出たあとは、短期的にトレンドが出やすく、上昇、下降どちらに動くにしても一方方向へ動きやすい傾向があります

第3位 エンゴルフィンバー

エンゴルフィンバー(買い)とは…前足の高値を次足の終値(実体ベース)が更新しているローソク足パターンのこと

売りパターン(陽線→陰線)のエンゴルフィンバーの場合は、前足の安値を次足の終値(実体ベース)が更新している状態になります。エンゴルフィンバー自体は条件が前足高値を実体ベース超えていれば良いだけので、他のローソク足と比べても頻出するローソク足となります。頻出する分’、前提となる相場環境が特に重要になってくるローソク足であり、下降トレンドがある程度続いているときにエンゴルフィンバーが出現することで、売りが段々弱まっていることを芦原します。

一口コラム エンゴルフィンバーと包み足の違い

エンゴルフィンバーは、包み足(アウトサイド)と 混同されがちなので注意しましょう。
包み足は、前足を完全に包んでいる状態なのに対して、エンゴルフィンバーは反転する足(次足)の方向が実体で更新している状態です。

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エントリーを避けるべき要注意ローソク足パターン

孕み足(はらみあし、インサイドバー)

孕み足(はらみあし)とは…前足が次足の高値安値を包んでいるローソク足のパターンのこと、海外だとインサイドバーとも呼ばれる。

はらみ足は、方向感がなくどっちつかずでブレイクできないレンジ相場、三角持ち合いと同じ状態となります。バイナリーオプションでは、はらみ足が出ている状態でエントリーをするともみ合い負けが発生しやすくなります。特に30秒取引、1分取引などのエントリーから判定時間が短いTurbo取引では負けやすくなるので注意。

十字線(じゅうじせん)

十字線とは…実体が一切なく、上下にヒゲが伸びているローソク足パターンのこと

十字線は、ローソク足が形成が始まってから確定するまでの間(15分足なら15分の間、1時間足の中なら1時間)に買い勢力と売り勢力が同じぐらいの力でせめぎ合い、決着がつかなかったことを示すローソク足になります。

一口コラム 十字線と出来高の関係

十字線は、いろんなローソク足パターンの中でも特に出来高の有無の影響を受けやすいローソク足パターンです。例えば、日本時間6時〜7時(いわゆるニュージーランド時間)に南アフリカランド/円(ZAR/JPY)の1分足チャートを開くと十字線がたくさん見つかります。この場合の十字線は、「決着がつかなかったのではなく、単に時間的に誰もエントリーしていないから動かなかった」というのが原因であり、流動性が無さを表します。同じローソク足でも出来高の有無によって「もみ合いの末、決着がつかなかった」「誰も取引していないから動かない」と意味合いが異なってきますので、ローソク足を見るときには出来高を必ず合わせてみましょう。

まとめ:ローソク足を見るときのポイント

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今回紹介したローソク足の見るべきパターンでの知識を活用して、①実体の長さ②ヒゲの長さ③ヒゲと実体の割合の3つの情報から「どんな売買が行われたのか」をできるだけ詳しく推測できる練習を行いましょう。

応用コラム:ローソク足と先入観

ここまで国際基準のローソク足についてご紹介してきましたが、あえて本当に必要最低限の解説しか書きませんでした。なぜならば「ローソク足分析は形の認識ではなく、正しい解釈を同時に行わない限り何も意味を持たない」からです。従来のローソク足の解説は「これはこう見るよ」というワンパターンだけであることがほとんどです。それだけ覚えても、どうしても先入観生まれてしまい、実戦では使えないどころか、足手まといになることが多々あります。
ローソク足分析するときに「ローソク足」だけに縛られないでください

そもそもローソク足とはなにか?「決められた一定の期間の売買をローソク足という形で区切って表しただけ」本当に重要なのは、「そこで発生した売買」です。同じ形のローソク足であっても、その時の出来高、位置、形成のされ方によって全く意味が異なります。時にローソク足の出現環境として「出来高がある / ない状態でのローソク足抵抗帯付近 / それ以外の場所か」は、ローソク足の意味合いに大きく影響を与えます。

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実体の長さ、ヒゲの長さ、ヒゲと実体の割合に加えて「ローソク足が発生した相場環境」を考慮することでより精度が高くだましに会いにくいローソク足分析ができます。

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