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根強い人気を持つオシレーターのRCI。3本RCIを表示するだけのインジケーターが「天底がわかる究極のRCI」みたいな売り出し方で数千円から数万円で売られていたのを見つけたので、私がオリジナルのものを無料で配布します。

黄色が短期(14) 水色が中期(62) 青が長期(100)
「Saikix-RCI.ex4」は1つのサブウィンドウにRCIを3本同時表示するインジケーターです。3本表示できること以外は全てオリジナルのものと同じ仕様にしています。
RCIとは

RCIは、オシレーター系の代表的なテクニカル指標の1つです。
「買われすぎ」「売られすぎ」を見るための指標や相場の転換ポイントを表すとされる「ダイバージェンス」を見るために使われます。
国内のFX業者の提供しているチャートソフトではデフォルトでRCIが入っていまることもありますが、基本MT4には初期搭載されていないため、RCIを使いたい場合は、自分でカスタムインジケーターとして入れる必要があります。
RCIの計算式
RCI=(1-6Σ(x-y)^2÷(n^3-n))×100
x=終値の順位、y=日付の順位、n=期間中の日数
トリプルRCIを使うメリット

21億回バックテストを取った経験から断言できますが、有名どころのオシレーダーで1期間のみで直接的に「バイナリーで逆張りに使えるオシレーター」は1本たりとも存在しません。
単年レベルで言えば、オシレーターを3期間組み合わせることによってバックテスト勝率60%もゴロゴロ存在しますが、1つの期間のみで勝率60%を超えるものはRCI期間1〜100の間では、1つもありません。
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各種パラメーター

- 短期RCI...短期の期間設定
- 中期RCI...中期の期間設定
- 長期RCI...長期の期間設定
と極めてシンプルで無駄のないパラメーターになっています。
わかりやすいように短気、中期、長期と書いていますが、実際はどの数値が大きくても問題ありません
RCIを2本か1本のみ設定する方法

「RCIを1本/2本のみ設定したい」という方は色の設定を「None」にすることで非表示にできます。
RCIの適切な期間はいくつか?

RCIは他のオシレーター(RSI/ストキャス)と比べ、激しく動きやすくブレやすい特徴を持ちます。そのため、RCIのパラメーターで期間13以下は全て使えないと思っています。
RCIが有効な相場環境

RCIは数あるレンジの種類の中でボックスレンジ相場でのみ機能すると考えています。レンジについてはこちらをどうぞ
▽
クリックするとダウンロードできます。
(サイト内完結、登録不要)
- インジケーターをダウンロードし、コピーする(ex4かmq4)
- MT4内部フォルダの「Indicator」フォルダを開き、ペーストする(MetaTrader4→MQL4→Indicators)
- MT4を再起動する
- 右上メニューバー「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」→「いれたいインジケーター」を選択し、導入完了

RCIは、ストキャスやRSIにはない動きをします。
普段私はオシレーターを使いませんが、買われすぎ/売られ過ぎを見るのではなく「波形」を意識にしています。
オシレーターを使ったトレードに「Saikix-RCI.ex4」をご役立てくださいませ。
サイキックスオリジナルインジケーターなので「ここをこうしてほしい」といった要望や改善点などがあればお気軽にLINEしてください。役に立ったと思ったらブログやnoteのサポートをしてくれると嬉しいです。
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